議会活動

核のゴミ (高レベル放射性廃棄物) の最終処分場について

2017年09月議会

「科学的特性マップ」について

知事は県内での高レベル放射性廃棄物の最終処分場建設に反対と明言されているが、国が公表した「科学的特性マップ」で和歌山県の3分の2が「好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域」となっていることについてどのように考えるか、また、和歌山にできてしまう可能性があるのかどうか。

【知事の回答】国の「科学的特性マップ」は限られた要素で日本の地質環境等を整理したもので、最終処分施設の建設地を決めるには、様々な要素を考慮する必要があると考えております。
また「科学的特性マップ」をもって直ちに建設地が決まるようなものではないと考えております。
県内に最終処分施設を受け入れる考えはございません。

国からの調査要請について

自治体が調査の受け入れの反対を表明しているにもかかわらず、国から調査の受け入れ要請があった場合には、それを断れるのか。

【知事の回答】国は、調査を受け入れる地域がでてくれば、調査を実施するとしています。また、調査を実施する地区を定めようとするときは、都道府県知事及び市町村長の意見を聴き、これを十分尊重しなければならないとされております。更に、国はホームページにおいて、「知事及び市町村長の意見を聴き、反対の場合には次に進めない」と明記しており、地方自治体の意向を無視して調査が行われることはないんじゃないかと考えております。
いずれにしても、県内での調査を受け入れる考えはありません。

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