Personal History谷口和樹の
パーソナルヒストリー 1

はじめに

田辺市旧大塔村三川にて自動車修理業を営む両親の長男として生まれる。

大塔村立鮎川保育所~上富田町立市ノ瀬小学校~上富田中学校~県立田辺高校普通科~大阪学院大学経済学部経済学科。大学在学中、短期留学(3週間)で英ケンブリッジのクイーンズカレッジに。

卒業後、大阪北部の薬品卸会社に入社したが阪神大震災の直後に退職し帰郷。実家の自動車整備工場でメカニックとして働く。整備士3級資格。28歳で販売店代表に。妻と2児の父。

和歌山県議会議員 谷口和樹
和歌山県議会議員 谷口和樹(2021年7月撮影)

2004年まちおこしで市民活動団体を設立

急激に人口が減りつつある村で自動車販売店を営みながら、「地域に支えられて存在できること」を実感。仲間たちと、男女混合バレーボール大会、ソフトバレーボール大会などのまちおこしを始め、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録を契機に、地元の若い世代に呼びかけ、まちおこし団体「大塔村世界遺産プロジェクト」を設立。
景色は素晴らしいが当時利用のなかった河川敷公園が舞台の「水辺のフリーマーケット」で注目を得ることとなり、代表として短期間に多くの取材を受けたことは、「プロモーションの大切さ」を考えるきっかけになった。

大塔地球元気村の様子と舞台設営する谷口和樹
大塔地球元気村の様子と舞台設営する谷口和樹

2004年人生の転機

隣町の首長とまちおこしの意見交換をする機会があり、偶然、一年後に迫る「平成の市町村大合併」の話題に。

「まちづくりも大切だが、これからある広域合併も非常に大事。ふるさとを持続させる為には、合併から最低10年は付き合える政治家・自分たちの代表を、新しい田辺市に送ることが大事じゃないかと思う」という言葉があり、帰宅後、胸に響いた首長からの言葉について、真剣に考えた。

振り返ってみると、この当時の市民活動と首長との出会いが政治について考えるきっかけ、人生の転機であった。

そして、その半年後。
「平成の大合併」を契機に「ふるさとを埋もれさせない」そして「新しい時代のはじまり」をスローガンに同世代と地域の方々の支えで2005年5月田辺市議会議員選挙に出馬。

大塔選挙区にてトップ当選をいただく

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