Personal History谷口和樹の
パーソナルヒストリー 4

Chapter 8 立憲民主党和歌山県連の設立

14年間無所属で活動してきたが、2019年に立憲民主党和歌山県連を立ち上げ、代表に就任。

そもそも、無所属でありながら自民党と一線を画した活動の原点は、自民党の本質である「日本古来の伝統的な社会や家族の在り方」が年功序列と男女格差の上に成り立つものであり、この行き過ぎた年功序列と男女格差こそが若者や女性の活躍の場を狭め、せっかく育った才能が県外に人口流出する大きな理由であると感じていたからである。

また長老政治や権力志向が人口減少やデジタル化など社会の激しい変化に対応できるとは思えなかったというのも大きな理由であった。

立憲民主党和歌山県連の代表になることに迷いがなかったわけではないが、立ち上げも含めて「自分しかない」という状況であったのと、2018年、旧民主党勢力から独立し、少数ながら「立憲民主党」を立ち上げた枝野代表や福山幹事長、蓮舫代表代行の姿に共鳴したところが大きかった。

和歌山県連は理事一人以外全員40代だったが、支援団体のバックアップも力強く、おかげで短期間でスタートを切れた。

設立後は2019年春、3期目の県議会議員選挙を立憲民主党公認で無事に当選させていただき、その夏、2019参議院議員選挙で野党統一候補を支援。 

結果は出なかったが、候補者が、ほかではなく立憲民主党に入党してくれたことに、県連のその後に向けて大きな勇気をもらった。

立憲民主党県連代表就任については後援会の皆さんはじめ、それまでずっとご支援いただいた方々に本当に多大な心配をかけた。
だから、そんな皆さんに「やっぱり、思う方向へ行かしてよかったな…」と言っていただくような成長を実感していただくことが今の目標である。

(左)選挙応援活動中の谷口、(右)立憲民主党和歌山連合報告会で挨拶をする谷口(2019年3月10日)
(左)選挙応援活動中の谷口、(右)立憲民主党和歌山連合報告会で挨拶をする谷口(2019年3月10日)

Chapter 9 今後の活動に向けて
サステナブルなまちづくり

議員歴17年目を迎え、日常では地域の訪問活動を軸に「生活に寄り添う活動」を意識しながら、基幹産業の農林水産業を守り、「子どもたちが輝く未来を創る」政治家として成長したいと考えている。

その上で、今後の政治家としての残りの時間を地方衰退の原因である「人口減少対策」、若者が能力を発揮できる環境を創造するために、「行き過ぎた年功序列の解消」と「ジェンダーギャップの解消」という社会課題の解決に、斬新かつ革新的なアイデアで立ち向かい、サステナブル(持続的)な地域づくりに向けて努力しようと考えている。

谷口和樹の近景(2021年7月撮影)
谷口和樹の近景(2021年7月撮影)

つづく …

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