議会活動

田辺西牟婁県立高等学校の1クラス減について

2017年02月議会

市街地で人気の高い高校の普通科を、1年しかあけずに1クラス減らした理由は?
昨年 創立100周年を迎えた神島高校は生徒数約880名の商業科専門教育と普通教育をともに行う地域の伝統校であり、進路状況も良好な上、部活動も大変活発なこと、近年の普通科志向から例年一般出願で常に安定した人気を保っています。その神島高校が1昨年募集定員1クラス減に引き続き今年も1クラス削減され、その影響で一般出願に田辺、神島併せて90人の定員超でした。
①一般出願が偏り、変更を余儀なくされた子供たちが、あまりにも多かったのは人気の高い神島高校の募集定員を減らしたからではないか?
②「田辺神島で定員90人超」など一般出願で子供たちが大きく混乱したのでは、同じ高校を間を1年しか空けずに減らしたからではないか?

【宮下教育長の回答】県立高等学校募集定員の決定につきましては、本年度については、生徒数の減少や高校への入学状況、普通科・職業学科等のバランス、学校規模、地域の状況及び進学率なども踏まえ、全ての学校について総合的に判断し、平成29年度の生徒募集定員においては、神島高等学校普通科を1学級減といたしました。

(田辺西牟婁は)和歌山市のように交通の便がいいわけではありませんので、本出願での受験校変更で進学後の通学距離、時間、費用が大きく変わった方々も本当に多くあったと思います。また、神島高校普通科の1クラス減が影響して、テストもあるのにぎりぎりまで進路変更に頭を悩ませた、こういう御家庭も多かったと思います。あわせて、何より子供に寄り添う中学校の先生方も本当に大変だったと思っています。最終的に出願倍率で数が合えばいいということではないんじゃないかと思います。

トップページに戻る