教育

谷口和樹の活動のうち、教育など子供に関わる政策への言動をまとめています。

田辺西牟婁の県立高校募集定員について

進学志望の少ない専門学科もあるなか、田辺高校・南部高校普通科を削減した理由と再調整できないかを教育長に質問しました。

【教育長の回答】本県の次代を担う人材育成の必要性から専門学科の重要性も看過できないと考えます。受験生の混乱を避けるため、今から募集定員を変更することはできません。

「大人の一年と受験生の一年は同じではありませんので、減らした普通学科と専門学科の再調整をして欲しい」と再要望しました。

教育委員会への質問

和歌山県における「奨学金と貧困の連鎖」の有無について聞きました。
平成28年度の中途退学者が年間30人近くあった高校の体制について質問しました。

県立高校への他府県からの進学受け入れ

​「そもそも募集定員を減らすくらいなら県外枠を作って生徒数維持をしたらどうか?」という質問ですが、和歌山県は2060年人口予測52万5000人を70万人に減少を抑えようとしています。毎年県下でクラスを減らしたり、学校を縮小したりする方針がこの和歌山県が掲げる人口政策に合っているのか、県庁各課で人口減少対策を進めていく中で、教育だけが毎年県下でクラス数を削減していく従来の方針でよいのか、果たして縮小路線が子供たちのためになるのかを質問しました。

田辺西牟婁県立高等学校の1クラス減について

市街地で人気の高い高校の普通科を、1年しかあけずに1クラス減らした理由は?

昨年 創立100周年を迎えた神島高校は生徒数約880名の商業科専門教育と普通教育をともに行う地域の伝統校であり、進路状況も良好な上、部活動も大変活発なこと、近年の普通科志向から例年一般出願で常に安定した人気を保っています。その神島高校が1昨年募集定員1クラス減に引き続き今年も1クラス削減され、その影響で一般出願に田辺、神島併せて90人の定員超でした。
①一般出願が偏り、変更を余儀なくされた子供たちが、あまりにも多かったのは人気の高い神島高校の募集定員を減らしたからではないか?
②「田辺神島で定員90人超」など一般出願で子供たちが大きく混乱したのでは、同じ高校を間を1年しか空けずに減らしたからではないか?

【宮下教育長の回答】県立高等学校募集定員の決定につきましては、本年度については、生徒数の減少や高校への入学状況、普通科・職業学科等のバランス、学校規模、地域の状況及び進学率なども踏まえ、全ての学校について総合的に判断し、平成29年度の生徒募集定員においては、神島高等学校普通科を1学級減といたしました。

(田辺西牟婁は)和歌山市のように交通の便がいいわけではありませんので、本出願での受験校変更で進学後の通学距離、時間、費用が大きく変わった方々も本当に多くあったと思います。また、神島高校普通科の1クラス減が影響して、テストもあるのにぎりぎりまで進路変更に頭を悩ませた、こういう御家庭も多かったと思います。あわせて、何より子供に寄り添う中学校の先生方も本当に大変だったと思っています。最終的に出願倍率で数が合えばいいということではないんじゃないかと思います。

田辺西牟婁県立高校の今後の在り方について

田辺西牟婁県立高校の存続の方向性
1学年4クラス以下でも存続していくのか?

第二期きのくに教育審議会報告を受けて、田辺西牟婁県立高校の学校数とクラス数の方向性について、教育長に質問しました(これから意見募集をはじめます)。

田辺西牟婁の地域別教育審議会の必要性

生徒数が減っている高校では、教育環境の影響だけでなくマイナー競技や集団競技のクラブの廃部などといった問題も出てきます。地域別の教育審議会が必要でないかと主張しました。現在の審議会のメンバー構成が紀北中心である点についても問いました。

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