議会活動

2022年02月議会

和歌山県議会令和4年2月議会での活動を紹介します。

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令和4年2月議会で一般質問する谷口和樹

オレンジリボンと配布タブレットの活用について

コロナ禍においてオンライン授業などを目的にタブレット端末がわが県でもスピーディに全児童や生徒への配布が行われたことで、直接、児童とコミュニケーションをとることが可能になりました。各学校でオンライン授業等に活用されている一人一台の端末から虐待のSOSや不安や悩みなどの相談を、児童生徒が直接送ることができるアプリなどの仕組みを導入できないか教育長にお聞きします。
【教育長の回答】議員御提案のGIGAスクール構想で児童生徒に配布された一人一台端末から、直接、虐待等の相談ができる仕組みの導入については、子供の悩みや不安を受け止めるに新たな窓口となりますので、既に導入されている自治体などを参考にしながら、研究をしてまいりたいと考えております。

中学校における部活の総合型地域スポーツクラブ等への移行について

令和5年春から中学校の休日部活動が段階的に中学校から総合型地域スポーツクラブ等に移行する予定になっていますが、準備時間が少ないということを危惧しています。万が一、受け皿を整備できないことで、特に山間部の中学校に部活動が縮小したり、結果なくなることになれば子育て世代の転入が減り、過疎に拍車がかかることは容易に予測できますので、地域や集落を持続していく上で何とか避けなければならないと考え、対応について教育長にお聞きします。
【教育長の回答】令和5年度以降、段階的な地域移行ということであり、地域のスポーツ環境の受け入れ体制が整っていない場合、中学校については、現状の部活動運営が続くことになります。
最も大事なことは部活動を継続させることであり、持続可能な環境整備について、コミュニティ・スクールの学校運営協議会などで話し合っていただく等、学校と地域が一層の連携を図るとともに、充実したスポーツ活動の体制を整えられるよう努めてまいります。

和歌山県のSDGsの取り組みについて

SDGsは持続可能な社会を目指して世界全体で目指すゴール。進める上で、理解した行政の少しの人数で目指すより、共感する、より多くの県民と共に自主性の高い取り組みをした方が結果的により効果的。より多くの大衆に波及するように、またデジタル世代に波及する為にも、ぜひロゴやデザインを前面に出しながら長期総合計画に盛り込みやってほしいと思いますが知事のご意見をお伺いします。
【仁坂知事の回答】県としては、福祉の充実や産業振興、防災対策、良好な生活環境の保持、活力と魅力あるまちづくりなど、あらゆる分野の課題に、具体的な行動や活動を、今後とも着実に取り組んでまいりたい。それがSDGsの示すものだと私は思っております。

県内のフリーWi-Fiエリアの拡大について

和歌山フリーWi-Fi整備から10年経ち、現在は学生児童がギガスクール構想で1人1台タブレットを持つようになりました。今後は無料Wi-Fiエリア拡大など県による通信インフラへの投資が必要と考えます。県内の学校、体育館、図書館、水族館、公園や防災拠点(整備率56%34位)などに通信料金のいらない「フリーWi-Fi接続エリア」を広げることができないかお聞きします。また将来的に少しづつフリーWi-Fiエリアを広げ、いずれ「通信料金のいらない県」を目指すことができないか知事にお聞きします。
【仁坂知事の回答】例えば営利目的の誘客施設などでは、ビジネスの問題として考えて欲しいと思います。ただ、議員ご指摘のように、たくさん例を挙げられたものの中には公共目的の施設や公共目的の事業があります。そういうものについては、今の世の中の流れから言えば、積極的にこういうものが利用できないと困るところです。ちゃんと整備しておくということは、我々の問題としても大事なことではないかなというふうに考えています。

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