議会活動
2025年06月議会
和歌山県議会令和7年6月議会での活動を紹介します。

海外大学へ直接進学する県立高校生のために
- 県教育委員会に「海外進学専門の相談窓口」を設置する必要性について聞きました。
<教育長>県教育委員会は、海外への進学に係る様々な情報を収集、蓄積し、学校に情報を提供し、学校からの問い合わせに対応する窓口の在り方を検討してまいります。
インドマハラシュトラ州とのMOU15周年に向けた取り組み
- 今までの交流実績と今後の取り組みを聞きました。
<企画部長>2013年に覚書を締結、2018年と2023年に更新しました。両県州の交流は、昨年第18回自治体国際交流表彰・総務大臣賞を受賞しました。
本年9月に和歌山大学とティラク・マハラシュトラ大学の交流促進に向けた覚書締結、来年2月に同州へのビジネスミッション団の派遣を予定しております。- スポーツによる国際交流促進のため競技の指導者交流ツアーなどができないかを聞きました。
<企画部長>スポーツにおける国際交流は、お互いの国の文化を知り、選手同士が尊重し合うことを学ぶとともに、指導者の人材育成に繋がる取組でもあると考えています。今後も交流が深まる可能性を研究してまいります。
誰ひとりとり残されないデジタル社会へ
- 政府が進めるデジタル社会推進の基礎となるデータ連携基盤の整備についての県内の進捗を聞きました。
<地城振興部長>本年3月に『和歌山県におけるデータ連携基盤共同利用に関するビジョン』を公表しました。県内市町村とも連携し、データ連携基盤の必要性や有効な活用方法について、引き続き研究してまいります。
「すべての人が恩恵を享受できる、そして誰一人取り残されないデジタル社会の実現」とは同時に住民のフルアクセス社会でもあります。データ収集努力とオプトインに対する理解促進を両立しながら進めていただきたいと思います。
- 本格的な「eスポーツの聖地」をめざすeスポーツ振興について今後どのように進めていく予定か聞きました。
<地城振興部長>人口減少が進む中で、多様な人々の社会参加を促進し、新しい結びつきと地域の新たな魅力を形成するため、eスポーツの推進に取り組んでいます。今年度は多様な人々が楽しみ、交流できるeスポーツイベントも、紀北地域と紀南地域で開催する予定です。
大阪・関西万博から学ぶデータを利活用した観光振興
- 大阪・関西万博での取り組みを参考にした熊野古道でのNFT*スタンプの導入について聞きました。
<地域振興部長>通信環境の整備やシステムの維持管理などの検討を行っていく必要があるため、情報収集に努め導入の可能性を研究していきたいです。
- 大阪・関西万博を踏まえた、和歌山県における観光振興へのメタバース利活用について聞きました。
<地域振興部長>昨年度は、熊野古道や高野山エリアを擬似体験できるコンテンツを公開し、実証実験を行いました。大阪・関西万博で得られた知見等を集め、研究してまいります。
- 熊野古道でのデータ連携基盤を活用したリアルタイムの観光データ利活用による観光振興について聞きました。
<地域振興部長>国や県の観光統計データ等を集約・可視化し、市町村やDMO等と共有できるシステムの構築を進めていまが、今後は、リアルタイムで情報を収集し活用できる手法も研究しながら、よりよいデータ利活用の仕組みづくりを進めてまいります。